国民健康・栄養調査(令和元年)調査結果のご紹介

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いきなりですが、厚生労働省は、毎年、国民健康・栄養調査というものを実施しています。

令和2年と令和3年は、新型コロナウイルス感染症の影響により調査が行われていないため、令和元年に行われた調査が最新のものです。

その調査の結果で、興味深いものがあったので紹介します👍

もくじ

今回の目次は以下のとおりです。

1.肥満者の割合の年次推移

2.肥満者の割合

3.食習慣改善の意思

4.運動習慣改善の意思

5.まとめ

1.肥満者の割合の年次推移

まずは、“肥満者の割合の年次推移”について紹介します。

ここで、“肥満者”とはBMIが25Kg/m2以上の人です。

また、調査の対象は20歳以上の人であり、調査期間は平成21年から令和元年です。

では、調査結果です☟

図1 肥満者の割合の年次推移
出処:令和元年国民健康・栄養調査報告(図18-1)

令和元年の肥満者の割合は、男性33.0%であり、女性22.3%です。

ん~、男性の肥満者の割合は、女性の約1.5倍なんですね…(-"-)

また、この調査報告によると、この10年間において、女性では肥満者の割合の有意な増減が見られない一方で、男性では平成25年から令和元年の間に肥満者の割合が有意に増加しているとのことです…(´;ω;`)

ちなみに、令和元年の私、BMIが25Kg/m2以上でした。

なので、私も肥満者の一員として、男性の高い肥満者割合に貢献しちゃってますわ…(/ω\)

2.肥満者の割合

次に、肥満者の割合です。

ここでは、令和元年のおける、性別・年齢階級別の割合を紹介します。

では、調査結果です☟

図2 肥満者の割合
出処:令和元年国民健康・栄養調査報告(図19)

まず、男性について、です。

肥満者の割合は、20代から40代まで増加傾向にあり、40代から50代まで高止まりしてますね。

ちなみに、私、“40代前半の男”です。

よって、最も肥満者の割合が高いフェイズにいるんですね…(´・ω・)

不摂生な生活をしないように、(できるだけ(?))気を付けます…(; ・`д・´)

20代の割合は、40代の割合の6割弱ですか…

私も、20代の時は自分が太るだなんて、まったく思ってなかったですからね~(*´▽`*)

結果、しっかり不摂生しちゃって、今や、しっかり肥満者の一員ですからね…(´・ω・)

若い人も、「今は痩せてるし今後も太らんやろ~(*´▽`*)」と油断しない方がいいですよ~

次は、女性について、です。

女性は、全体的に肥満者の割合が男性に比較して少ないんですよね。

また、20代から60代にかけて、肥満者の割合は増加する傾向にあるんですね。

この理由としては、基礎代謝の低下に加えて、ホルモンの分泌量の低下などがあり、少し複雑みたいです。

3.食習慣改善の意思

次は、食習慣改善の意思の調査結果です。

いろんな切り口で調査されているので面白いですよ。

ここでは、その一部を紹介します。

以下の調査結果は、「あなたは、食習慣を改善してみようと考えていますか?」との問いに対する回答をまとめたものです。

図3 食習慣改善の意思
出処:令和元年国民健康・栄養調査報告(図1)

回答に、「改善するつもりである(概ね6カ月以内)」とありますが、個人的には、やる気があれば時を移さずにに取り組むと思うので、この回答をした人は、「関心がない」や「改善するつもりがない」と回答した人同様に“やる気がない”んじゃないかなと思います(´・ω・)

そうして見てみると、やる気のない人の割合、けっこう高いんですよね~💦

特に男性💦💦

肥満者の割合が一番多い40代の男性が、高水準でやる気がないって…

あと、30代の男性も、やる気のない人の割合が高いんですね。

まぁ、30~40代は仕事に私生活に多忙を極める年頃だと思うので、食習慣などを見直す余裕がないのかもしれませんね(´・ω・)

女性は、年齢を重ねるごとに、やる気のある人の割合が増える傾向にあるんですね。

4.運動習慣改善の意思

次は、運動習慣改善の意思の調査結果です。

以下の調査結果は、「あなたは、運動習慣を改善してみようと考えていますか?」との問いに対する回答をまとめたものです。

図4 食習慣改善の意思
出処:令和元年国民健康・栄養調査報告(図11)

運動習慣改善の意思についても、食習慣改善の意思の項で書いたとおり、「改善するつもりである(概ね6カ月以内)」と回答をした人は、「関心がない」や「改善するつもりがない」と回答した人同様に“やる気がない”んじゃないかなと思います(´・ω・)個人的には(*´▽`*)

で、運動習慣改善の意思については、男性も女性も30代以降は、年齢を重ねるごとに、やる気のある人の割合が増える傾向にありますね。

にしても、20代の男性の“やる気”、半端ないっすね(; ・`д・´)

さてさて、次にご紹介するのは、運動習慣の状況別の運動習慣改善の意思の調査結果です。

この調査では、20歳以上の男女が調査対象となっています。

図5 運動習慣状況別の食習慣改善の意思
出処:令和元年国民健康・栄養調査報告(図13)

男女ともに、運動習慣が有るグループにおける、“やる気ある人の割合”が非常に高いですね。

約80%の人が、“やる気ある”って、凄くないですか!?( ゚Д゚)

ただ、そもそも運動習慣の有る人の割合が、男女ともに低いのが気になりますが…

特に、女性は、運動習慣の有る人の割合が、全体の25%程度なんですね( ^^)

5.まとめ

では、まとめです。

今回は、国民健康・栄養調査(令和元年)報告書に記載の調査結果の一部を紹介しました。

紹介したものの他にも、様々な調査結果が記載されていますので、興味のある方は、この報告書を一読されることをおススメします。

面白いですよ(*´▽`*)

そして、この調査結果から何かを感じ取り、自分自身の食習慣や運動習慣の、良い点を維持し、悪い点を改善する動機づけにできたらいいなと思います👍

例えば、「運動習慣が有った方が、運動習慣改善に対し意識が高くなる傾向にあるので、健康の維持・推進のために、運動習慣を持ち続けるようにしよう( ・`д・´)」とか!

ということで、調査結果に対する考察について、別途、blogにまとめてみようと思います👍

では、今回はこの辺で~👋

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